当店施設案内:『塗料室』

クルマの塗装に欠かせない「塗料」についてご紹介します。
なお、当店の塗料は、ベンゼンやトルエンなどのVOC(揮発性有機化合物)削減のため、低溶剤塗料を完全導入しています。
地球にも人にも優しい工場を目指しています。
 

 
まず、クルマの色ですが、過去に販売されたものも含めると、それこそ数限りない種類の色が出ています。
それを色見本で、メーカー・車種ごとに調べて、基本となる色を作ります。色の配合は色見本にありますので、
それを秤で各色の量を量って調合します。
 
しかし、実はクルマは同じメーカーの同じ車種の同じ色でも微妙に色が異なっています。また、クルマの置かれた
環境や年が経つにつれて色は変化していきます。
 
そこで、塗装スタッフの腕の見せ所となります。長年の経験により、クルマの色の状態を見極め、そのクルマに
ぴったりの色となるよう微調整を繰り返します。
 

 
調色プレートに試し塗りし、クルマのボディに貼り付け(マグネットになってます)、様々な角度から見ても同じ色に
なるようにします。同じ色になったのなら、本塗りとなります。
 
そして、当店でこれらの作業を支えているのが「塗料室」です。
塗料は常時、ベーシックな色で24色、その他の色で約100色あります。
色見本も豊富に揃えていますし、もちろん秤もあります。
 

 
また、塗料はご存じかと思いますが、放っておくと固まってしまいます。
そこで、当店の棚はスイッチ1つで全ての缶の中身を混ぜてくれるようになっています。
1日1回は15分ほど混ぜるようにしています(上の動画をご覧ください)

当店にお越しの際は、塗料室もぜひご覧ください。見学自由ですよ。
 
 
車の塗装の種類について

 
車の塗装には、その方法から大きく分けて3つの種類があります。
(以下の説明は代表的なものです。メーカーや車種によっては違う方法がある場合もあります)
 

・ソリッド系
白・赤・黒など単色のものです。
塗装色とクリアの2コート(2層)となってます。(白はクリアコートなし)

・メタリック系
シルバーなど、キラキラしている色です。基本的に2コート(2層)ですが、
より深みを出すため、3コートになっているものもあります。
(ドアやボンネット等のボディの裏面は1コートです)

・マイカ(パール)系
光の当たる角度で、微妙に色が変化する鮮やかな色目です。
基本的に3コート(3層)です。(2コートもあり)
※マイカ(mica)とは英語で「雲母」のこと。

 
塗装の耐久性から言うと、「ソリッド」が強いと言えます。なぜなら塗膜は薄いほど長持ちするからです。
一方、塗料は樹脂と顔料成分からできていますが、顔料は耐候性があまり高くなく、日光や風雨によるダメージを被りやすいです。その意味では、色1層の「ソリッド」は耐久性は良くても、褪色しやすい色と言えます。
(特に「ソリッド」の「白」については、当社は「ボディコーティティング」の施工をおすすめします)
 
次に、塗装の技術面から説明してみます。
最も補修・塗り直ししやすいのは、1色の「ソリッド」です。1色ですから、費用も安くなります。
「メタリック」「マイカ」は、塗料・工程がかさみますので、費用もかかります。
 
調色の面から言うと、「赤」は微妙な色で調色がしにくいと言われています。「メタリック」は調色はしやすいのですが、
塗りムラが出やすい色です。
 
一番調色と塗り方が困難なのが、「マイカ」です。
下塗りの色と中塗りの色で発色しているので、最終的な発色の確認がしにくいのと、それぞれの塗り方でムラが出来やすくなるからです。
 
 
当富田林ボディショップでは、全ての塗装に対して対応できます
板金・塗装修理をお考えの際は、ぜひともご相談・ご連絡ください。