当店施設案内:『塗装ブース』

当店には2台の塗装ブースがあります。
まず、塗装ブースの役割としては、以下の通りです。
 
(1)塗装時の有害な物質(シンナー等)を拡散させない
(2)塗装時に小さなゴミが付着するのを防ぐ 
(3)焼き付け塗装する際の温度管理
 

1.ブース外観

 
今回ご紹介するのは、アンデックス社製の圧送式ブースです。
塗装時、部屋内部の圧力を高めることによって、外部からの空気の流入を防ぐことで、小さなゴミが入ってきません。
なので、塗装面にゴミが付着することがないのです。(内部圧力は室外のモーターで調整します)
 

2.ブース内観

 
ブースの構造は、上部にボイラーと送風装置があり、天井から風が送られてきます。床部分は排気するための
吸出し口となっており、格子状の鉄蓋があります。
屋根の外から取り込まれた空気は、フィルターを2回通して浄化され、室内へ。
床から排気された空気は再びブース上部に送られ、有害物質を除去するフィルターを通過して外に出されます。
これらフィルターは月1回取り外して清掃し、年1回交換します。環境に配慮されたブースです。
 
そして、室内の照明はLED照明を使用しており、蛍光灯よりも省エネで明るいので、作業もしやすく、
小さなゴミが入ってきたとしても見つけやすいです。
 
また、ボイラーがあるのは、焼き付け塗装のためです。
焼き付け塗装をする際、ボイラーで空気を暖め、室内に送ります。通常、温度は60~70度に設定し、乾燥させます。
ブースの内部全体が一定の温度になるので、焼きムラがなく、均一に焼き付けることができるのです。
約1時間で乾燥=焼き付けができます。
 

3.上部(送風・排気装置、ボイラー)
4.室内天井部
5.室内床

 

6.LED照明
7.設定パネル
8.室内全体

 
 
当店の高い塗装技術力は、このような高性能ブースによっても支えられています。
 
 

塗装乾燥用ヒーター 
 
 
塗装は基本的には、塗装ブース内で行い乾燥させますが、バンパーやドア等の部品のみの塗装を乾燥させる場合や、キズ程度の修理・塗装を行った場合などの際、限られた箇所のため、また省エネにもなるため(ブース全体の温度を高めるよりも電力を使いません)、ブース内で「乾燥用ヒーター」を使います。
 
また、塗装の下塗りを乾燥させる時などは、ブース外でヒーターを使って乾燥させる時もあります。
 
このヒーターは、基本的には一般のご家庭にある電気ストーブやこたつ等と同じ「赤外線」を出して熱を与えるものですが、「近赤外線」という可視光線に近い周波数の赤外線を出しています。
一般的にはリモコンなどの出す電波が近赤外線です。
 
「近赤外線」をヒーターに使用すると、立ち上がり時間が短く、電力の密度も高く、温度コントロールも容易などの特徴がありますので、早く乾燥させることができるのです。